桑名 マキ（くわな マキ）

冬期講習や夏季講習、少人数制のDクラスなど、ほとんどのクラスで八虎と一緒になる天才美少女。彼女の家族は全員が東京藝大出身というサラブレッドで、予備校の公開コンクールで1位を取るほどの絵の才能を持っています。

圧倒的な実力を持ちながらも、現役藝大生で予備校の油絵科首席合格者である姉を意識し過ぎる一面があります。明るく人懐こい性格ですが、時折闇を抱えた発言をすることもあります。

周囲から高く評価され、姉が現役首席合格し、両親も藝大出身という環境の中で、誰よりも変わることを恐れていると自己分析しています。痩せの大食いで、食べる量は非常に多いですが、フォトジェニックな可愛い食べ物も好きだと語っています。絵を描く際には鉛筆を粉にして使うため、顔が黒くなりがちです。K-POPやアイドルが好きで、姉と一緒にコンサートに行くこともあります。また、八虎にもアイドルの魅力を勧めています。

受験の緊張やプレッシャーで余裕がない中でも、体調不良で階段を登れずに蹲っていた八虎に声を掛けるために駆けつけたり、八虎の荷物を上の階まで持ってあげたりと、面倒見が良く、漢気もある一面も見せます。絵を描く際にはツナギを着用しています。

予備校コンクールで1位になるとその年は受からないというジンクスを気にしており、実際に現役合格に失敗しますが、その原因は自身で把握しています。浪人時には予備校で彫刻に転科し、そのまま藝大の彫刻科に一浪で合格し、八虎の後輩となります。