身長165cm、体重82kgの彼は、訓練兵団を除く3つの兵団を統括する総統である。
エレンの巨人化能力をどう扱うかを決めるため、3兵団の幹部が立ち会う特別兵法会議を開いた。
エルヴィンが
ディモ・リーブス殺害の疑いで捕らえられた際、彼は表立った行動を取らなかったが、
エルヴィンの策略で巨人襲撃の虚報が流れた際、ウォール・ローゼ放棄を決断した王政に見切りをつけ、
ピクシスと共に反逆に加担した。
フリッツ王とその臣下を拘束し、王都と各行政機関を制圧した。
後に、彼は
エルヴィンの決起以前から王政府の重鎮たちに対して深い嫌悪感を抱いており、密かにクーデターの機会を狙っていたと語っている。王都制圧後、拘束した王政府の重鎮たちに対して（かなり倒錯した）拷問を楽しんで行い、その姿に
ピクシスは半ば呆れていた。また、
エルヴィンに対して、立場や使命感、道徳観よりも個人的な欲求が優先されるのが人の本性だと説いている。
854年、彼は
ミカサと
アルミンの
エレンとの面会を断った後、
イェーガー派による私物の拷問椅子に仕掛けられた爆弾で命を落とした。
スピンオフ作品『悔い無き選択』では、
エルヴィンが考案した長距離索敵陣形の導入を巡る議会との交渉や、リヴァイの登用作戦を許可する姿が描かれており、個人として調査兵団に期待を寄せていることが伺える。また、当時の調査兵団団長である
キースとは個人的に親しい関係にあったという描写も存在する。
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