滝谷 真(たきや まこと)

滝谷 真(たきや まこと)

Makoto Takiya, 瀧谷真
性別:
声優: 中村悠一

キャラクター紹介

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小林さんの同僚で、数少ない友人の一人である滝谷は、アパートで一人暮らしをしており、人間界に移住したファフニールを住まわせることになります。彼は温和で人当たりが良く、仕事もそつなくこなすため、女性社員からも好感を持たれています。しかし、実は隠れオタクであり、プライベートでは瓶底眼鏡に出っ歯、語尾に「ヤンス」を付ける暑苦しいオタクに変貌します。メイドオタクである小林さんと激論を交わせるほどの造詣を持ち、コミケ常連の大手壁際サークル「水竜堂」の一員として創作活動にも励んでいます。ファフニールの生活をオタクに染め上げた元凶でもあります。
小林さんの友人として、異世界の住人たちとも関わるようになり、その状況を難なく受け入れる胆力を持っています。小林さんの状況を察してフォローを申し出たり、気難しいファフニールの内面を見抜き細やかに気遣うことができる人柄の良さもあり、小林さんとは「男友達みたいなもの」と言い切るほどに打ち解けた関係を築いています。そのため、トールからは嫉妬による敵意を向けられることもあります。
滝谷は、小林さんトールを中心に築かれたコミュニティに加わることを楽しんでおり、ドラゴン同士の関係を気遣い親睦会を開くなど、コミュニティを維持するための行動を取ります。作者によれば、彼は「都合のいい人間であろうとする典型的なお人好しタイプ」であり、空気を読む小林さんとは類友です。一方で、異世界との交流について俯瞰し、その危険性を分析する部分も持ち、ドラゴンたちに世界観の違いが生み出す危険性を説く場面もあります。
ファフニールに対しても物怖じせず、打算なく接する滝谷の人柄は、ファフニールに認められ、「人間」という種族に対する認識を少しずつ変化させる存在となっています。彼はファフニールを「ファフ君」と呼び、その行為が強制的に主従契約を結べる状況を作り出していることを後に知りますが、その権利を行使していません。力を介さずに親しい関係を築いていることをトールからは不思議がられています。
アニメ版では、ファフニールとの日常風景が描かれ、夕飯の洗い物をゲームの勝敗で決めたり、ファフニールのアドバイスを受けながらコミケで販売する弾幕系STGの同人ゲームの改良に励むなど、息の合った生活が描かれています。また、ファフニールの嗜好を汲んでみせる気配り上手な一面も見せています。
スピンオフ作品『カンナの日常』では、ファフニールとのオタク談義を傍で聞いていたカンナにまで影響を与えています。『エルマのOL日記』では、同僚に滝谷に対する印象を問われたエルマから「牧師みたいな人」と評されています。

(最近編集した: K K  )

(最後の編集時間: 2024年8月13日18:18)

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