エリス

鷗外の異能によって生み出された金髪の可愛らしい幼女で、鷗外と共に行動しています。彼女は鷗外のことを「リンタロウ」と呼びますが、鷗外を中年と揶揄するなど、彼に対して嫌悪感を抱いています。この性格は鷗外によって設定されたもので、彼女自身は不満を漏らしたこともあります。

彼女は見た目に反して高い戦闘能力を持ち、無尽蔵に注射器を作り出して手裏剣のように投げつけたり、巨大な注射器で相手を打撃することができます。また、鷗外を掴んで空中に浮かせたり、ドストエフスキーを俊敏な動きで追跡することも可能です。

一度は福沢に斬られて消滅しますが、探偵社とマフィアがプシュキンを捕らえる際には既に復活しており、能力のインターバルは短いようです。彼女の名前は森鴎外の小説『舞姫』の登場人物から取られています。