リヴェリア・リヨス・アールヴ

ロキ・ファミリアの副団長であり、ファミリアの最古参メンバーの一人。深緑の長い髪を持つ美しいハイエルフの女性で、初登場時のステイタスはLv.6。エニュオによる動乱の後、Lv.7にランクアップする。

彼女はエルフの王族出身であり、堅物な性格だが、過剰な慇懃には苦手意識を持っている。外の世界を見たいという強い願望からエルフの里を飛び出し、ロキの眷族に加わることとなった。しかし、いつかはファミリアを脱退し、世界を旅することを決意している。

アイズを幼少期から世話しており、母と子のような関係を築いている。片角のミノタウロスとの戦いで精神的に疲弊したベルの恩恵を読み取り、アイズと共にベルがアビリティの限界を超えたことを知る数少ない人物の一人である。

戦闘においてはオラリオ最強の魔法使いとされ、攻撃・防御・回復の3種類の魔法をそれぞれ3段階で使いこなすことができる。詠唱連結により計9つの魔法を使用可能であり、これが彼女の二つ名「九魔姫（ナイン・ヘル）」の由来となっている。

さらに、自身の魔法円内にいるエルフと共に魔法効果を増大させ、周囲の魔素を回収して精神力を回復するレアスキルを持つ。このスキルにより、リヴェリアを中心としたエルフだけの部隊「妖精部隊」が編成されている。