オッタル

フレイヤ・ファミリアの団長である彼は、32歳の猪人で、身長は210cmの大男です。オラリオで唯一のLv.7の冒険者であり、魔力を除く全てのアビリティがS級のほぼ最大値に達しています。

彼の性格は常に冷静沈着で、実直な武人肌です。フレイヤの側近として仕え、彼女に一貫して尽くしています。幼少期に何もわからなかった彼をフレイヤが拾い、その名もフレイヤが名付けました。都市最強と称され、「頂天」と渾名されています。戦闘では「絶対防御」と呼ばれる安定感を持ち、単身で49階層まで踏破した実績があります。作中では、ロキ・ファミリアの幹部ですら太刀打ちできない圧倒的な実力者として描かれています。

彼はベルとアイズの成長にも関与しています。本編では、心の中でベルを激励しつつミノタウロスを鍛え上げ、片角のミノタウロスとベルの戦いでは、ベルを助けに向かうアイズと対峙します。また、アステリオスとベルの戦いではフィンの介入を阻止します。外伝では、迷いを抱えるアイズの訓練に付き合い、その心の内を見抜いて助言します。「派閥大戦」ではベルと一騎打ちを行い圧倒しますが、最終的にはミア、リュー、ヘディンと共闘したベルに敗北します。

彼の二つ名は「猛者（おうじゃ）」です。