ティオネ・ヒリュテ

ティオナの双子の姉で、長い黒髪を持つアマゾネス。彼女は59階層への遠征を経て、ステイタスがLv.6にランクアップした。

普段は冷静沈着に見えるが、実際には粗暴な性格を持つ。フィンに恋心を抱いており、彼に好かれるために髪を伸ばし、口調や立ち振る舞いを矯正している。しかし、激昂すると元の口調に戻ってしまう。フィンへのアプローチは積極的で、彼のために常に献身的である。

戦闘では主にパーティの中衛を担当し、武器や体術を駆使して戦う。ダメージを受けるたびに攻撃力が上昇し、怒りの度合いによってその効果が増すスキルを持つ。また、瀕死状態になると力のアビリティに超高補正がかかるレアスキルも持っており、追い詰められた時に最も強くなる。魔法は得意ではないが、魔力で具現した光の鞭を使って対象を捕らえる束縛魔法を使用する。

彼女は生まれ故郷のテルスキュラでカーリーの眷族として育ち、風習に従って同族たちと命懸けの闘争の日々を送っていた。しかし、姉のように慕っていたアマゾネスを殺害してしまい、絶望に陥る。この出来事を今でも後悔しており、カーリーとその眷族を嫌悪している。また、師であるアルガナに対しては恐怖とそれ以上の怒りを抱いている。

彼女の二つ名は「怒蛇（ヨルムガンド）」である。