めぐみん

紅魔族の若き魔法使い、めぐみんは、カズマたちのパーティーのメンバーとして活躍しています。彼女は13歳で、人類最強の攻撃魔法「爆裂魔法（エクスプロージョン）」を愛用しています（WEB版では17歳前後）。また、スピンオフ作品『この素晴らしい世界に爆焔を！』と『続・この素晴らしい世界に爆焔を！』の主人公です。

彼女は紅魔族特有の紅い瞳を持ち、黒マントや黒ローブにトンガリ帽子という典型的な魔法使いの服装をしています。また、左目には眼帯をしています。小柄でスレンダーな体型のため、しばしばカズマたちから子供扱いされることが彼女のコンプレックスでもあります。

彼女の日常では、「私」という一人称を使用していますが、中二病を発症すると「我」となることも。屋敷では赤のパジャマを着用し、小さくて可愛い生き物に弱いです。彼女の夢は「大魔法使いになって巨乳になる」ことです。

ジャイアント・トードの討伐でパーティに加わる際、彼女の使用できる魔法が爆裂魔法のみであることからカズマに疑問視されましたが、彼の判断はやがて変わります。紅魔族としてのモットーは「売られた喧嘩は買う」であり、そのおかしなネーミングセンスは時に周囲を困惑させます。

めぐみんは紅魔の里で生まれ、貧しい家庭で育ちました。幼少期には封印の欠片で遊ぶほどの才能を持ち、爆裂魔法に魅了されました。彼女は紅魔族の学校で首席の成績を収め、スキルポイントを爆裂魔法に継続して貯めていました。

カズマとは違うタイプを好むものの、共に過ごすうちに次第に恋愛感情を抱き、原作5巻で告白しました。その後も進展を見せ、カズマもめぐみんに対する感情を自覚しました。

彼女の使い魔、ちょむすけは羽のある黒猫で、非常に人懐こく、メンバーと親しい関係にあります。ちょむすけは紅魔の里で拾われ、元は邪神ウォルバクの半身でしたが記憶を失っていたものの、後に元の状態に戻ります。

めぐみんはキャラクター人気投票で第1位を獲得し、『このライトノベルがすごい！』女性キャラクター部門では2017年版で3位に選ばれるなど、広く愛されています。