福地桜痴(ふくち おうち)

福地桜痴(ふくち おうち)

Ōchi Fukuchi, 福地樱痴, Oochi Fukuchi
誕生日: 5月13日
性別:
声優: 大塚明夫

キャラクター紹介

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軍警最強の特殊部隊《猟犬》の隊長であり、軍警における生ける伝説。神刀・雨御前を授けられた英雄で、口髭を生やし右頬に三本の傷がある男性。貫禄があり、高い実力と指導力を持つ。豪快な口ぶりや笑い方をし、作戦会議中に屁をこくなど、一見真面目に見えない言動も多いが、凶悪犯を捕らえることに対しては絶対的な信念を持っている。
彼は「サムライ」として世界的に有名であり、キーニャ共和国の異能実験体「人狼」10万体の殲滅作戦、アフリカ・アミル政権の難民虐殺阻止、半不死異能者“WASP”との50日間の不眠不休の決闘、東欧における吸血種・感染爆発の阻止など、数々の大災厄を解決してきた。その活躍は3度も映画化されているが、本人によると脚色が多分に入っているらしい。
福沢諭吉とは少年時代に道場で出会った幼馴染であり、福沢からは『源一郎』と呼ばれている。尋問の際も酒を酌み交わす仲である。事件が検察のものになれば福沢を守れるため、初めは彼に自白を促すが、断られた後はヘリから落下・自爆して行方をくらました国木田の安否を材料に揺さぶりをかける。
天人五衰の事件の最中、天空カジノでのテロを受けたCTCの大使から「超国家的武装警備部隊・人類軍」の司令官に抜擢される。安全保障会議で演説した後、乱歩から天人五衰を倒すために協力を求められ承諾。しかし、実は彼自身が《天人五衰》の首領「神威」であり、乱歩に正体を見破られたことを察知し、斬撃を浴びせるもポオの推理小説で回避される。その後、敦や芥川と戦闘を開始し、異次元の戦闘能力で二人を圧倒する。
芥川に敦を裏切れば「猟犬」として鍛えると取引を持ちかけるが、敦と芥川の奇襲を受ける。しかし死の直前に『神刀・雨御前』で「過去」を斬って敗北を回避し、芥川を殺害。芥川が開けた穴から逃げた敦を見失い、追いかけようとするも警備SPが駆けつけたため取り逃す。ブラムを脅して芥川を吸血種の眷属へと変容させる。
鷗外の作戦を受けた立原にブラムへの指示現場を見付かり、一度は追い詰められるが、『雨御前』の力で立原を倒し吸血種にする。『大指令』の輸送される空港に到着後、部下の条野を《天人五衰》側に勧誘しようとするも拒否され、逃走を試みた条野を芥川に噛みつかせて吸血種とする。その一部始終を目撃していた文に顔写真を撮られ、彼女を見つけられないうちに国木田達に爆発騒ぎを起こされるが、それによって引き返そうとした『大指令』輸送チームはドストエフスキーの仕込みで毒殺され、『大指令』を手中に収める。
しかし、太宰の作戦で吸血種軍が動き出さない限り『大指令』を発動できないようにされていたため、吸血種と化した世界中の軍隊を動かそうとする。同じく文達を探していた国木田と谷崎を人質にし、福沢・乱歩と対面するが、その場で乱歩を気絶させ、福沢との決闘の中で自身の目的を当てさせようとする。彼を斬り倒した後、国連から『大指令』の封印解除方法を聞き出し遂に『大指令』を発動させる。しかし隙を窺っていた福沢に不意を突かれて『大指令』を奪われ、彼の「完璧な斬撃」を受けて倒れる。
ポオによる二人の過去の小説世界の中で福沢に真の目的を話し、自身を斬って「英雄」となるよう懇願する。福沢が思い切れないことを予想して燁子に刺すことを頼んでおり、彼女に刺されて倒れるが、ブラムに成り代わったドストエフスキーにより「三極の特異点」に利用される。
先の大戦時、福沢に戦場に同行するよう懇願・説得するが断られ、これが福沢との決定的な断絶となる。その後、常闇島で悲惨な光景を目の当たりにし、国家に命じられて多くを殺し、兵士だけでなく民間人や女子供にも拷問を行うなど凄惨な体験を経て、国家や秩序が存在するから戦争という地獄が生まれると考えるようになる。すべての国家を消滅させようとし、「天人」すなわち為政者に苦痛を持った死をもたらすために《天人五衰》を組織する。暴力を楽しんだことは一度もなく、テロも殺人も必要だから行ったと語っている。
鏡獅子(かがみじし)
持った武器の威力を100倍にする異能。素の戦闘力も高い福地が使用することで、威力も絶大なものとなる。軍刀は切られても気づかないほどの威力に増大し、ただの鉄棒で船を牛酪のように切断し、拾った小石が半人半虎の敦の掌を貫通する投石になる。さらに「他人の拳」などでさえ「100倍武器」にできる。その真の力は『神刀・雨御前』を使用することで発揮される。

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(最後の編集時間: 2024年8月16日19:19)

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