ピーク・フィンガー (Pieck Finger)

「車力の巨人」の能力者であるエルディア人女性。彼女はマガト隊長にその知性を認められ、ライナーたちと同じ戦士候補生として選ばれた。ポルコとは親しい関係で、彼を「ポッコ」と呼ぶこともある。彼女は常にリラックスした態度を見せるが、分析力と判断力に優れ、パンツァー隊を率いるリーダーシップを発揮する。

戦士候補生時代に「車力の巨人」を継承し、マーレの防衛に尽力していた。850年にはジークと共にパラディ島に上陸し、ラガコ村の住人を巨人化させる作戦に参加。ウォール・マリア奪還作戦では、獣の巨人の支援やジークとライナーの救出を行った。

854年のスラバ要塞攻略戦では、特製のフェイスガードを装着し、敵を一掃する活躍を見せた。マーレ遠征作戦では、イェレナの罠にかかるも、パンツァー隊の助けで脱出。しかし、サシャの狙撃や雷槍の攻撃でパンツァー隊が全滅し、自身も重傷を負う。

パラディ島奇襲作戦では、ポルコと共に潜入し、ガビを救出。対巨人砲を用いてエレンやジークを追い詰めるが、アルミンの雷槍で砲が破壊される。地鳴らし発動後は、エレンを止めるためにハンジやアルミンたちと協力する。

「天と地の戦い」では、エレンの首を爆破しようと試みるが失敗。しかし、車力の巨人の持続力を活かし、多くの歴代巨人を撃破する。最終回では、アルミンたちと共に連合国大使としてパラディ島を訪れる。

当初は「オリバー・ピーク」という中年男性として設定されていたが、制作途中で女性に変更された。