オニャンコポン (Onyankopon)

黒人の兵士であり、航空船舶の操縦に優れた能力を持つ彼は、854年のマーレ遠征作戦で飛行船の操縦を担当し、調査兵団の脱出を助けました。851年にはイェレナと共にマーレ兵を制圧し、調査兵団に投降してパラディ島に港を作ることを提案しました。

マーレ軍がシガンシナ区を奇襲した際、彼は拘束されていた104期の調査兵団にイェレナの真の目的を知らされていなかったことを告白し、和解しました。そして、イェーガー派に拘束されていた全てのエルディア兵を解放しました。

「地鳴らし」が発動した後、彼はイェーガー派への服従を拒み、処刑されそうになったところを「車力の巨人」によってイェレナと共に救われました。彼は自国を「地鳴らし」から守るため、エレンの討伐に協力し、輸送船の出港を支援しました。そして、飛行艇を操縦して「始祖の巨人」に討伐隊を送りました。

彼はジークの支持者である反マーレ派義勇兵ですが、ジークとイェレナが企んだ「安楽死計画」を拒絶しました。エルディアの未来を心から望んでいたためです。イェレナを同志として信頼していましたが、マガトがイェレナの正体がマーレ人であることを明かした際には、コニーと共に驚きました。調査兵団の主要メンバーと親しく、特に団長のハンジと行動を共にすることが多く、彼女の死に涙を流しました。

スラトア要塞では、飛空艇でアルミンを含む7名と爆薬を輸送し、不時着しました。負傷していた彼は、「地鳴らし」から逃げてきたレベリオ収容区民に介抱されました。その後、マーレ大陸でガビやファルコ、リヴァイらと行動を共にしています。

アニメ版のエピローグでは、「天と地の戦い」から3年後、リヴァイやイェレナらと共に難民を支援している様子が描かれています。